Episode Transcript
あらたま・いくおのマネジメントRadio この番組は、事業とエンジニアリングのマネジメントを探求する2人のEMが、雑談多め定期でお届けするポッドキャストです。
小田中育生はい、じゃあ第18回はですね、 あらたまさん、このあらたま・いくおのマネジメントRadioで毎回、事業とエンジニアリングのマネジメントを探求すると言っていたんですが、 はいはい、言ってますね。 事業のところの話っていうのは、これまでなくはなかったけど、ど真ん中であんまり話してきてなかったような感覚があって、
Makoto Arata確かに。
小田中育生うん、だから事業のマネジメントってなんじゃいみたいなのをちょっと話してみたいなと思ってます。
Makoto Arataはーい、頑張りましょう。
小田中育生はい、頑張りましょう。
Makoto Arata事業ってなんじゃい。
小田中育生事業って何かから話すと、すごい事業Radioになってめちゃくちゃなるのと、 あとおそらく多くのリスナーの皆さんエンジニア組織の方なので、 エンジニア組織にとっての事業とか、エンジニアリングマネージャーにとっての事業貢献ってなんぞやみたいなところが、 お、なんか大事だよねってみんな思ってるけど、なんで大事なんでした、とか、何が大事だったんでしたっけみたいなのをゆるゆると話せたらいいなと。
Makoto Arataなるほど、わかりました。 じゃあエンジニア組織みたいなところに限って言うと、その事業大事だよねってなんで言われるかっていうと、 少し距離があるように捉えられるからですよね。 直接売り上げを立てることをあまりやらない、エンジニアが営業商団に同席することもあるかもしれないですけど、 基本的にはその営業さんたちが売るものを作るのが自分たちの仕事だよねって言って、自分の職能認知してる人が多いと思うので、 そうすると間接的な貢献になると。 なので事業大事だよねって言うけど、その事業との距離感を測りかねている人が多いのはまた事実なんじゃないかっていう感じの話ですかね。
小田中育生ありがとうございます。今新玉さんが話してくれた中で、暗黙的に事業、フロント側にいる人たちが物を売ってきてくれる、お金を稼ぐって話がありましたけど、 事業活動で重要なのがやっぱり自分たちの活動で価値を生み出して、大価を得ていく、リレースを大きくしていくっていうところが大事だっていうのがありますよね。 でも今直接お金を生まないって、エンジニアリングは直接お金を生まないって言いましたけど、 エンジニアリング対象のプロダクト、サービス、ソフトウェアがなかったら売るものってなくないですか。
Makoto Arataそうなんですよ。私たちは商材を作ってますからね。
小田中育生そこが常々私、興味深いなと思ってるのが、ある意味売り物を作ってるし、例えばレストランに行きましたと。
Makoto Arata何に対してお金を払ってるかというと、ステーキにお金を払ってたりするわけですよね。
小田中育生だから直接プロダクトを作るっていう行為、ステーキを焼いてるとか、いい肉を仕入れてるとか味付けするっていうことは、
Makoto Arataここの事業に対して直接的に貢献するって全然イメージできると思うんですけど、
小田中育生ことソフトウェアエンジニアリングの業界で、ステーキを作ってるはず、ステーキを作るのに必要なことをやってるはずなのに、 事業から遠いって感じる人が多かったり、実際そう言われるのってなんでなんでしょうね。
Makoto Arataなんでなんでしょうね。レストランだと、仕入れる人とか作る人とかが、お客さんが直接反応してるのが見やすいからとかそういう話?
でも見えにくいんだったら見に行けばいいじゃないみたいな、マリアンとアネットみたいなこと言いますけど、じゃない?
小田中育生うん。当然ステーキを焼いてたらそれだけで成り立つかっていうと、そうじゃなくてここにお店があるよっていう、それこそマーケティングしたりだとか、 このステーキおいしいよっていうところをPRするだったり、あと仕入れねえや実際に作業するコーチン等を鑑みて熱計をする。 ビジネスとして成立させていくって様々なプレイヤーが絡んでくる。それぞれがこのビジネスを成立させてるっていうのは外から見ても分かりやすいところなんだけど、 ソフトウェアも同様にすべてがつながってはいると思うんですよ。授業とやら。なんだけど授業とつながっていないって思いやすいのは、 一つは形がないものだからっていうのはあったかなと。
Makoto Arata無形商材。 あと形にならないところで価値貢献が必要になって、そこに対してはこれって何で必要なんでしたっけってなりやすいかもしれない。 前職、私CTOってやつやってたんですけど、その時に社内向けのレターというかね、コンフレンスみたいなウェキツールがあったんですけど、 その時はキベラを使っていて、そのキベラに投稿した記事の中で、あなたの給料はどこからくるのかっていうのを。 その事業、その営み、会社としての営みっていうのはすべてがつながっていて、 マーケティングでお客さんを獲得してくる人もそうだし、実際にユーザーさんの目に見えるものを作る。 あれは表装の部分、デザインの部分だったり、機能の部分だったり、それを通じてユーザーさんが意思だったので買い物をする。 で、その実際にBのほうですね、会社さんに出品してもらわないと成り立たない、商品がないマーケットで何も売れないですから。 なので、どこも大事なんだよと。それを前方良しにしていくのが私たちの仕事だし、 これをエンジニアリング規定で前方良しのサイクルを回していくのが自分たちの仕事なんですわみたいなことを書いたのを思い出しました。
小田中育生今の非常にいい話で、直接事業に貢献してないからって発言が出る裏返しで、 じゃああなたの仕事って何の役に立ってるんですかっていうところが結びつけられていない。 そこに対して今の新玉さんの問いかけて、直接的にどこから給料出てますかっていう言い方になってますけど、 要はそのビジネス構造の中のどこに貢献してますかっていう話だと思って。 そこが短期的なところは見えづらかったりとか、中長期的なことも訂正的だったりして説明しづらいかつ、 それできたから確実に売上げにつながるわけじゃないけど、なんとか様々な理由があるのかなって。 そこはだからもはや会社として何を大事にしてるかというか、プロダクトにおいて何を大切にするかっていうところにも関わってくるんで、 そういう意味でエンジニア組織だけじゃなくて、全体の中で僕らのこの事業の中の品質だったりの比重って何でしたっけっていう。 さっきから飯とか飲食の例えば強縮ですけど、お腹は空いてないんだけど朝ご飯食べたから。 例えばいいレストランとかだとお肉の温度管理ちゃんとしてますだとか、ワインとかだとやっぱりワイン日本酒って繊細な温度管理必要だから、 すごいちゃんと管理してますだったり、仕入れる食材のトレーサビリティを担保してみたいなことをやってらっしゃったりするんだけど、 直接的にそれをセールスポイントにする場合もあれば、それが自分たちにとって必要な品質だから、特に外に出してないけど、そこに投資してるってあるじゃないですか。 エンジニアリングにおいても、例えば技術的不採用どうするとか、自分たちの開発生産性を上げるためにしっかりCICDを整備してみたいなところだったり、 AIツールを投資してみたいなところって、要は自分たちの事業に対してどういう哲学を持ってるかっていうところ。 そこが、例えばまたレストランの話に戻ると、とにかくうまいステーキとうまいうまいワインを出したいんじゃっていうビジョンがある経営者がいます。 でも、その人はうまいうまいワインを飲んだらうまいってわかるけど、ワインをうまい状態保つためにはどうしたらいいかっていう把握の部分を知らなくて、 そこにエキスパートが基本の管理だったりとか、このグラスだとおいしく感じるみたいなことがある。 なんでソフトウェアに関しても、こういう最高のプロダクトが作りたいんじゃって言ったときに、かつアップデートしていくみたいなことをやりたいときに、 それはエンジニアリングのエキスパートの目線だと、こういうのが必要なんですよっていうところをインプットしてやっていくみたいなところ。 なんでどういう形でありたいかっていう、2Bの姿をしっかり話せていると、今見えにくいエンジニア組織への落とし込みっていうのはしやすくなっていくんじゃないかな。
Makoto Arataなんかよく価値を作るみたいな言い方をするんですけど、価値は成果物がまずありますと、エンジニアなんで手を動かしてコードというものを生成して、 それによって機能というものができて、それって成果物なんですよね。成果物は成果ではなくて、 顧客、ユーザーにその成果物が届いて、それが価値だと感じられて、価値だと感じられるアクション、例えば課金であるとかね、長く使い続けてくれるとか、 そういったアクションを引き出して初めて価値が届いた状態になり、価値が届いた状態が作れると会社にお金が入ってくるようになり、 そのサイクルを回せるっていうこと自体が大事なことであって、リリースできましたはゴールみたいな感じするんですけど、 違うんです、スタートラインなんです、みたいな話を、ちょうどこの間、バックログワールドっていう、 ユーザー向けのコンファレンスがあって、そこでお話をしてきました。
小田中育生いいですね、今の話でいうと、そうなんですよね、現代のソフトウェアってリリースがスタートなんですよね、やっぱり使い続けてもらったんぼで、 これも歴史をひも解くと、あらたまさん、箱に入ってCD-ROMで提供されるソフトウェアを買ったこととかってあります?
Makoto Arataありますよ、ホームページビルダー。
小田中育生難しい、まだギリギリ通じてよかった、売り切りの次第がやっぱりあったわけじゃん。 ある種、売り切りの次第って、なんで、リリースがゴールに近い、 ちょうどバージョンアップしたりとかあったにせよ、今よりはイニシャルでコスト払ってもらうっていうところが大きかったのが、 そこが継続的に使ってもらうっていうふうに変わってきて、 ってなると途中のロジスティクスの組み方というか、リリースまでに全ての力を注ぐぞっていうところから、 保守運用みたいなところ、アップデートしていくとかの比重が大きくなってきている。 だから実はそれって事業構造が変わってますっていうこと。
Makoto Arataそうですね。
小田中育生事業構造が変わっているんだけど、そのやり方についていけてますかとか、 そこに対してエンジニアリング観点だと、その事業構造の転換についてくるためにはこういうの必要なんですっていうのを、 しっかり共有できてますかみたいなところは一つチェックポイント。 なんで、事業から遠いんですっていう言葉がもし出ちゃってるとしたら、その遠さってなんだろうっていうところ。
Makoto Arata問い直してみる。
小田中育生そうそう。
Makoto Arata大事ですね。
小田中育生大事かなと思います。
Makoto Arataはい。ちょっともう一個だけいいですか。
小田中育生はい。
Makoto Arataうちの会社、使われないものを作らないっていうワードがすごく社内で流行ってまして、流行ってましてっていうか、 開発に当たる時の精神性として、PDMもそうですし、エンジニアもデザイナーもすごく大事にしている言葉で、 どういうことかっていうと、私たちは2Bのサービスを作っているので、お客様にこういう機能が欲しいです、これを作ってください、 ここにボタン付けてください、このボタンを隠してください、みたいなことをありがたいことに言っていただくこともあるんですよ。 なんですけど、それを分かりましたって言って、なんで必要なのかっていうのを考えることなしに作って���まうと、 それがもう全く使われない機能になってしまうかもしれないと。 で、不採用を生まない一番のやり方っていうものを作らないことじゃないですか。 なので、使われないものは作らない。そのために何が本当にユーザーさんは困っていて、 何が解決されるとその人の仕事そのものを負担を軽くできるのか、みたいなことをエンジニアたちも考えながら、 仕事しようね、みたいなことを言っていて、これって最近名前がついてきたプロダクトエンジニアの営みが、 割とこのスタイルをそのまま反映しているのかなというふうに思っていて、 なので、事業構造の編成に合わせて新しいロールが出てきたりとか、 エンジニアに求められる当たり前ラインみたいなところが変容してきたな、みたいなことも感じるんですよ。
小田中育生そうですね、もともとは作ることが正義、言われたものを作るっていうのがビジネスに一番効く状態だったのが、 そもそもソフトウェアっていうのが昔と比べて当たり前のものになっている場合に、 使ってくれる人たちの価値に貢献しなきゃいけないよねって変わってきているのは、すごく健全でいいことですよね。
Makoto Arataうん、本当に。私たちも事業に貢献するマネージャーでありたいですね。 そうですね。 この話ちょっと次したいかもしれない。
小田中育生じゃあ、しましょう。
Makoto Arataじゃあ、次はその事業に貢献するマネージャーってどんなよ、みたいな感じの話を日が向いたらします。 できました。 できるかもしれない。では、以上かな。 はい。 はい、ご意見ご感想は、ハッシュタグ新田マイク王でどしどしお寄せください。ありがとうございました。
小田中育生ありがとうございました。 ありがとうございました。
