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#71 ゲーム音楽って何がどう凄いんですか?(ゲスト:三宅優・田中"hally"治久)

October 15
46 mins

Episode Description

東京五輪の開会式でも採用され、日本を代表するカルチャーのひとつとして世界に知られる“ゲーム音楽”。ドラゴンクエスト、ゼルダの伝説、ゼビウス、マッピー、スーパーマリオブラザーズ、モンスターハンターなど──いまやゲームの枠を超えて、多くの人々に愛される名曲たちは、一体いつから「当たり前の存在」になったのか。そもそも、ゲーム音楽は何がどうすごいのか?素朴な疑問から、知る人ぞ知る深淵の世界まで──その魅力と進化の軌跡に迫ります。ゲストは、『鉄拳』『リッジレーサー』『塊魂』シリーズなどで知られる作曲家・サウンドディレクターの三宅優(みやけ・ゆう)さんと、数多の著作を持つゲーム音楽史・ゲーム研究家の田中“hally”治久(たなか・はりー・はるひさ)さん。お二人の印象に残るゲーム音楽を起点に、「転換点」となった作品や、進化とトレンドの最前線についてたっぷり語ります。

📝 こんな話題でお話しています

思い出のゲーム音楽って?/ゲーム音楽円盤の祖『ビデオ・ゲーム・ミュージック』/YMOとゲーム音楽/シューティングゲームのゲーム音楽/ゲーム音楽の転換点とは?/『ニューラリーX』と『マッピー』/ファミコンのゲーム音楽/『スーパーマリオブラザーズ』も革命/アーケードゲームと家庭用ゲームの違い/ゲーム音楽面から見る『ドラゴンクエスト』の凄さ/ハードの進化と共に歩むゲーム音楽の進化/ドラクエ以降のゲームチェンジャー『アクトレイザー』/『FF4』はなにがどう凄かったのか/ゲーム音楽に変化をもたらしたサンプリング/いまゲーム音楽界、どうなってるんですか?/巨大すぎる『原神』/アメリカのゲーム音楽事情/『UNDERTALE』やってください

⭐ ゲスト

三宅優さん
バンダイナムコゲームス(後のバンダイナムコエンターテインメント)出身のサウンドディレクター・作曲家・編曲家。 1997年にナムコへ入社後、ゲーム音楽制作・ディレクションに携わり、2011年6月に独立。『鉄拳』『リッジレーサー』『塊魂』シリーズなどの楽曲制作やサウンド統括を手がける。DJ活動も行い、別名義「Eutron」などでエレクトロニック音楽制作も。東京工芸大学非常勤講師として教育にも関わる。X:https://x.com/miyakeyuu

田中“hally”治久さん
1973年生まれ。大阪府出身。ゲーム音楽史研究者、作編曲家、ライター、DJ。国内初のネットレーベル「カミシモレコーズ」やゲーム音楽情報サイト「VORC」を立ち上げ、ゲーム音楽の体系化に取り組む。2006年からはゲーム音楽配信サイト「EGG MUSIC」のプロデュースを担当し、6,000曲以上の音源配信を実現。『ゲーム音楽ディスクガイド』『チップチューンのすべて』『インディ・ゲーム名作選』など著書・監修書多数。近年は『ゲーム音楽はどこから来たのか ― ゲームサウンドの歴史と構造』(2024)を刊行。国内外でのDJやトークイベント出演も多く、ゲーム音楽を音楽文化の文脈で捉え直す活動を続けている。X:https://x.com/hallyvorc

ディレクター:吉岡葵
編集:中本光

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