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経営リーダーに求められる「仮説」を思いつく力|CULTIBASE Radio #73

September 17
29 mins

Episode Description

今回のテーマは「アブダクション

https://www.cultibase.jp/videos/10972」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。

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▼概要

今回は「アブダクション」という思考法について話されました。アブダクションの定義は「観察した事象や結果からそれを説明する、最もありえそうな仮説を推論する思考法」であるとし、特に固有の事象と問い、前提の掛け合わせから、しっくりくるストーリーを見つける思考法であると説明しました。特に、事業リーダーと企業リーダーの違いに言及し、後者には抽象度の高い課題設定力が求められ、その核心にアブダクションがあるのではないかといいます。

経営人材育成プログラムが、認知バイアスを克服し、多角的な視点から仮説を立てるアブダクションの精度を高めるために機能していることもあるとのこと。人文学や異分野、異文化への理解を深めることで、固定的な視野を壊し、より柔軟な思考を促すプログラムの意義を解説。しかし、単に知識を増やすだけではアブダクションの精度は向上せず、探求の対象をどう見るかという「レンズ」そのものを磨き、新しいレンズを手に入れることが重要であると言います。

安斎は自身がミドルエイジクライシスを乗り越える人を観察した際に、学習論のレンズを通して例外ケースを説明できる仮説を導き出した経験を語り、これがアブダクション的な思考プロセスかもしれないと話しました。経営において、論理的思考やスピーディーな意思決定だけでは通用しない、不確実性の高い状況下で高い水準の仮説を生み出すアブダクションの重要性を改めて強調して、締めくくりました。



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▼関連リンク

身近にある「アブダクション」経験を語る|CULTIBASE Radio|Design #4

https://www.cultibase.jp/radios/design-radio/6420

実践者の知的生産が、「想定外」への対応力を育む:連載「知を開き、巡らせ、結び合わせるための知の方法論」第1回

https://www.cultibase.jp/articles/11840

アブダクション

https://www.cultibase.jp/videos/10972



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